放射線透過試験
医療用検査でもおなじみのX線検査です。
X線を利用して試験体中の傷や異物を検出する方法です。
デジタルX線撮影
磁気探傷試験
鋼鉄材料等の強磁性体(磁石にくっつく物)の試験体に適用可能な探傷方法です。
表面に開口している欠陥だけでなく、表面直下(深さ2〜3mm)の内部欠陥も探傷可能です。
浸透探傷試験
表面に開口している欠陥の検出に適しています。
金属以外の試験体にも適用可能ですが、多孔質や表面の極端に粗い物には適用が困難。
超音波探傷試験
超音波とは物体中に伝達している超音波が物体の端に当たったり、違う性質の境界に当たったりしたときに、反射する性質を待っています。
この性質を利用して、金属材料の内部欠陥の検出や、肉厚測定等に広く用いられています。
渦電流探傷試験
金属の表層部のきずの検出に適しています。
高速で探傷でき、非接触で探傷できます。
(塗膜上からも探傷可能)
探傷後の後処理が不要で鋼製橋梁の点検などに幅広く用いられています。